ゆかちん

火垂るの墓のゆかちんのレビュー・感想・評価

火垂るの墓(1988年製作の映画)
3.6
高畑勲さんの追悼番組にて。

子供の頃から何回も観ているけれど、大人になってからちゃんと観たのは初めてかも。

平和な今の日本に産まれた私には、当時衝撃的でした。

『はだしのゲン』や『ガラスのうさぎ』を読んだときと同様、こんなことが日本に本当にあったのかと悲しくなったのをよく覚えています。

大人の今でもやはり悲しくなり、今後子供達にこんな目に二度とあってほしくないと強く想いました。

悲しすぎて観たくない、という意見が多くあるのもとてもよくわかります。
私もずっとそうでした。

けれど、この悲しさと衝撃があるからこそ、観る人々に戦争の不条理さが伝わるのだと思います。

後世に必ず残したい作品です。