りょーこ

斬るのりょーこのレビュー・感想・評価

斬る(1968年製作の映画)
5.0
海外版でも『KILL』

レンタル無いからポチったよ!
岡本喜八監督によるモノクロ侍エンタメ傑作!!

仲代達矢と高橋悦史の掛け合いがイイ♪
飄々とした侍辞めた男と、勢いしかない侍目指す男。

行き着く所は腹減ったぁ~

シリアスとコミカルの配分も素晴らしい☆



天保4年。
悪政に苦しむ上州の百姓たち。

そこへ侍を辞めた源太(仲代達矢)と、百姓を辞めて侍になろうという半次(高橋悦史)がやって来た。

さらに若い侍7人もやって来て、悪政の根源である城代家老の溝口を斬ってしまう。

だが次期家老はこれを利用し、浪人たちに7人を斬るよう向かわせ、そこへ息子(黒部進)たちを潜ませ全員殺して証拠隠滅しようと企てた。

それを悟った源太は、7人を救おうと奔走する……



地井武男のデビュー作だそう。
見つけられなかったけど(笑)

天本英世は静かな役で存在感なくw
東野英治郎じーちゃんは相変わらず好好爺♪

ハヤタ隊員はクソ野郎でした( ´∀`)

岸田森のクールな侍、組長役が素敵だったなぁ~
妻役の田村奈己も美人で好み☆

仲代達矢の飄々とした中に悲しみと罪の意識がある感じは流石!
高橋悦史の土の匂いがする女が好み!っていうのも可愛い(笑)

台詞も粋だし殺陣も素晴らしい!
家宝にしますっ(*‘ω‘ *)
りょーこ

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