斬るの作品情報・感想・評価・動画配信

『斬る』に投稿された感想・評価

岡本喜八監督作品。

若い侍たちを流れ者が導く構成に、黒澤明監督の名作『椿三十郎』に通ずる愉しさがある娯楽作品。
(かの傑作と甲乙付けがたい程に面白かった。)

二年前に侍を辞めている、飄々とした切…

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面白かった〜。
いつものクールな二枚目じゃなくて、ぼんやりとした掴みどころのない雰囲気の仲代達矢もクセになってきた。
セリフの応酬がリズミカルで心地よい
特に仲代の淡々としつつ、飄々とした喋りは魅力的
コメディ部分のセンスの良さもさすが岡本喜八
話はあまり乗れず110分が長く感じた
d3
4.0

岡本喜八監督作品のなかでベストに挙げるファンも多い名作。

藩の悪政に改革の志を持った7人の若者と流れ者という構図は黒澤明監督の「椿三十郎」と似ているが、テイストがまったく違って楽しめた。
体裁や藩…

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techno
3.1
2025.04.30
【radio】after➏junction²|BeyOND・the・Culture「岡本喜八」2025.02.17
haru
4.2
冒頭の握り飯を食べるまでのシークエンスで軽快さ、コミカルさにより惹き込まれる。
主な登場人物をテンポよく登場させ、見事なストーリー展開で映画終盤まで魅力を高めていく見事な脚本。

美術もすこぶる良い。

いや〜実に軽快で爽快!
主人公を始め、登場人物たちのキャラクター一人一人が作り込まれていて悪役以外全員憎めないし、愛らしい。
岡本喜八監督作だけあり、チャンバラシーンでもやたらめったら斬られた人間の…

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このレビューはネタバレを含みます

武家社会も、上流階級の武士は、汚い手ばかり、浪人侍は、確かに、貧乏だが、貧乏ながらも、情に厚い。士官侍も、マジメだが、権力者に、利用され、捨てられるから、浪人侍となる。『侍に、嫌気が差す』とは、権力…

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中本
4.1
激活劇。見終わった後は血行が改善されそう。軽薄な仲代達也が良い。高橋悦史の顔も圧があって良い。西部劇的映画の最高峰なのでは。

シリアスな話を基調としながらもコミカルさが満載。如何にも岡本喜八監督の作品。これにニヒルな仲代達矢を交えるとはチャレンジだったろうなぁ。

冒頭シーン、これ、観たことある、と確信し、観るのを止めよう…

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