たな会No02

斬るのたな会No02のレビュー・感想・評価

斬る(1968年製作の映画)
5.0
楽しすぎますね。『用心棒』かつ『椿三十郎』ですが、仲代達矢の軽いけど締めるところは締める役柄と高橋悦史の実直だけどどこか抜けている役柄がコインの表裏のようで最高でした。岸田森のまじめゆえに武士に絶望した組長役もいいですね。俳優の演技が推進力になって悪の根源である神山繁に向かっていく復讐劇です。元気でますね。どのシーンにも笑いと感動と見た目のカッコ良さがあり飽きません。