東京計画2022

パレスチナ1948・NAKBA(ナクバ)の東京計画2022のレビュー・感想・評価

3.5
中東問題を論じるときに避けては通れない光と影の話、ナクバ。

2000年のディアスポラ(離散)を経て念願の国家樹立を果たした民族がいる一方で、土地を追われ自分たちが逆に離散の民となったものもいる。

2国家解決といった案も出ているが実際は進んでいない(ガザはハマスが実効支配しており、パレスチナ自治政府が機能していないことも影響している)ことを考えると、現在まで影響を及ぼし続けるナクバのことを考えずにはいられない。