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コーチ・カーターのZooのレビュー・感想・評価

コーチ・カーター(2005年製作の映画)
4.1
治安の悪いリッチモンドで大学進学率より刑務所に入る卒業生が6倍もいる地域の高校でバスケコーチになることになったコーチカーターの実話を描いた作品

バスケ自体もちゃんと描いている上に黒人地域の社会実態も丁寧に描いており、個人的な趣味にどハマりだった

バスケでの一時的な勝利を優先する地域の方々などと違い、部員たちの人生を考えてるカーターが地域の方々との差も相まって本当に部員のことを人として考えてるのがどっちかというのをしっかり描いている

嫌われてもいいからと部員たちのことを考えて指導するカーターの信念を貫く姿、優しさと厳しさの両面を持った子ども想いの姿が本当にかっこいい

コーチカーターの苦しさや部員の気持ちの変化などメインに隠れて描かれなさそうな心情もしっかりと描写し、併せて彼らを取り巻く社会状況などもちゃんと魅せてくるのも好み

ちゃんと部員たちは大学にも進学して、教育というのがいかに大事かがよく伝わる映画
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