CGや高度な特殊効果はなし。地域のボランティアを使った人海戦術でこれだけの迫力を出したのはすごい。途中で主人公がだれかぼんやりしてくるのが難といえば難。病気の女の子の幼少時の話かと思ったら、学校に来なくなった遠藤くんの半生に。とはいえ、浮浪児の日々の暮らしに焦点が当たるのでいいか。子どもでもタバコすぱすぱ。しかし、あの映画ができた時点でも浮浪児問題はあったんですね。サンフランシスコ講和条約の翌かー。
この後、映画会社の米軍への忖度で配給されなくなったり、出演者がアカ呼ばわりされるという事態になるわけですが、名作であることには間違いないです。
しかし、冒頭の先生、生徒の個人情報暴露しすぎ…