しょたーん

スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師のしょたーんのレビュー・感想・評価

3.7
暗ーーーい!大好物の映画がまた一つ増えました。

美しすぎる妻子を持ったことが原因で街で有名な判事に無実の罪を着せられた主人公。
名をトッドにあらためて、判事にリベンジをすべくロンドンに戻ってくる。
町で一番まずいパイ屋を自称するラヴェット夫人から、妻は自殺し、娘は判事に匿われ手の届かぬところにいると聞かされリベンジの思いを強くする。
いつからかトッドのタガが外れて、ラヴェット夫人の協力の元、殺戮の限りを尽くすようになる。リベンジを果たし、娘と再び会える日が来るのか?

白黒映画?ってくらいに色のない映像が流れ、そこを彩るのが血。最近健康診断で採血した暗い赤い血ではなく、絵の具のように鮮やかな赤。コントラストが引き立てられます。
さらに終始不幸そうなトッドに対し、トッドといられて幸せそうなラヴェット夫人のコントラストも際立っていました。

ちなみに好きな曲はヘレナボナムカーターが歌うpoor thing(主人公が刑務所にいる間の妻の様子を話すシーン)です。

みている途中までいつになったらジョニーデップの手はハサミと融合するんだ、、、剃刀しか出てこねぇなって思ってたんですがそれはシザーハンズでした。Poor thing…