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スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師のchaooonのレビュー・感想・評価

4.4
✨✨1300レビュー✨✨
13と言えば不吉な数字💀
ということで、不吉なミュージカルのこちらを再鑑賞🎶🩸

ティム・バートン×ジョニー・デップの最強タッグ❤️🖤
しかもトニー賞受賞のスティーヴン・ソンドハイムの傑作BWミュージカルの映画化🎶
プラス、ヘレナ・ボナム=カーターまで❤️
19世紀の暗雲としたロンドンの街、復讐、殺人、カニバリズム、悲劇🩸
こりゃ好きな要素しかないですわ🤤

劇場公開当時は、大学卒業できるかの瀬戸際でひーひー言ってた時期なので、劇場では残念ながら観れなかったのだけど、もう絶対好きだと確信して、観てないのに即DVD購入したやつ😋
うん、思った通り好き🤤💕

腕利きの理髪師(ジョニデ)は、美しい妻を権力を持つ好色判事(アラン・リックマン)に奪われた上、自身も嵌められ流刑に。15年後、街に戻った男は名前をスウィーニー・トッドと変え復讐の殺人鬼となる🩸
ついでに手に掛けた死体を、パイ屋のラヴェット夫人(ヘレナ)の協力でパイにして証拠隠滅🥧商売も繁盛🙌🏻っていう、すんごいミュージカル😇

ブラックユーモア満載に人肉のテイストを次々に並べ立てる”A Little Priest♬”を始め言葉遊びが巧み♬

上の理髪店で殺した客を、下の階に効率よく落とすあの仕組みが凄い💺🩸ww

復讐に身を費やす狂気の男🩸ジョニデ、ハマる🤤
ヤカンでぶっ叩く時の狂気の表情とかいいなぁ🤤
妻に未練がありながら、協力者のラヴェット夫人に「君なしでは生きられない」とたらし込む感じも、自然にやってのける🤤
色男すぎる❤️
ソンドハイムのメロディアスな曲も、ジョニデが歌うとどことなくロック調に⚡️
根っからのロックスター🎸✨✨
魅力的な声質よね〜🤤🎶

アラン・リックマンの歌声は今作で初めて聴いたけど、いい声だわ〜♬
そして好色な悪役がハマり過ぎ😎

ヘレナも肝の据わった奥さんで、これ観ると彼女しかこの役は考えられないとさえ、思ってしまう🥧
レミゼにも出てるしミュージカル付いてるイメージだけど、なんとこれが初ミュージカルだったのね♬
ソンドハイム曰く、ラヴェット夫人が最も難しい役とか!

DVD買ったはいいものの、買った当初に数回観ただけでしまい込んでて、サシャ・バロン・コーエンが出てた記憶がなかったのだけど…あー!いたいた!ww
圧倒的サシャ感🤣
見事な小物ぶりです😇最高✨

終始グレイッシュで重々しいトーンの映像がカッコいい🖤
夫人のささやかな夢を語るビーチのシーンは唯一鮮やかなカラーで見せるところも毒々しくて好きだなぁ🏖❤️💙😍

当時14歳だったトビー役のエド・サンダース君、歌も上手いし可愛いし、今はどうしてるのかと調べたら、wikiによると現在は音響エンジニアになってるそうな🔊

最後に明かされる悲しき真実と、復讐に心を奪われ自身の身を堕としてしまった男の末路🩸
皮肉に満ちたラストは哀れで物悲しいのに、画面いっぱいに滴り落ちる血は美しく恍惚すら覚える❤️
まるで涙のようで切ない🩸

舞台版を観てないのでただの想像だけど、ラストの地獄絵図感の残虐ぶりは、映画版の方が強調されてそう❤️

それにしても評価低いなぁ〜🤣
ちなみにうちの両親は今作を映画館デート鑑賞したらしいけど、血がドバドバ過ぎて父親が気分が悪くなったと言っていた😇
グロ陰鬱なミュージカルはやはり人気なしか…

DVDの特典映像は、本編よりも長くて見応えたっぷり❣️
製作裏が覗けるのも勿論、キャストの役者としての人となりも見えるし、ソンドハイムのインタビューもあり舞台の制作秘話や相違点についてもチラホラ✨

元々、怪奇小説であり舞台化も幾度となくされていたが、ただの殺人鬼に過ぎなかったスウィーニー・トッドの物語。
そこに『モンテ・クリスト伯』の要素を入れ込み、復讐という殺人の動機を与えたソンドハイム版が完成♬
これをミュージカルにしようという発想も素晴らしい👏🏻✨✨

『モンテ・クリスト伯』と言えば、9/10から上映の韓国版ミュージカル『モンテ・クリスト伯: The Musical Live』が楽しみ〜🤤
https://montecristo-themusicallive.com

ぱるるん情報ありがと〜💖
問題は馴染みのある映画館でやらないということ😂
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