のく

ロスト・ワールド/ジュラシック・パークののくのレビュー・感想・評価

5.0
本作がシリーズで一番好きです。

恐竜を保護する人、捕獲して儲けようとする人、無関係な市民達が登場しますが、そんな人間の想いや立場など関係なく、自然の猛威、人間のエゴの代償として襲ってくる恐竜達が素晴らしいです。 その恐竜を退治するのではなく、元の島に還そうとする展開も、温かみがあって良いなと思います。

ピート・ポスルスウェイト演じるハンターも硬派で格好良くて、登場するだけで画面に締まりが出ます。ジョン・ウィリアムズのスコアも本作用に新たにテーマ曲を書いており、これがとても勇壮で映画を盛り上げます。

スピルバーグの演出は前作にも増してスリラーが全面に押し出されており、大小様々な恐竜と人間の絡みが観れて、大満足です。T・レックスが街に登場する後半の展開も、タイトルが同じ往年の名作をスピルバーグ流にアレンジしていて、最高です。

余談ですが、私のアカウント写真はジュラシック・パークのロゴをイメージして撮りました。笑
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