あいす

エスターのあいすのレビュー・感想・評価

エスター(2009年製作の映画)
3.5
ようやく視聴したぁー!!
いやぁ、怖かった。
すごく怖かった。
怖いの系統がホラー的怖さと言うよりは「生々しい痛さ」「じわじわ追い詰められる焦燥感」からくる怖さでした。

ホラーのレベル的にはすごくいい感じに怖い(怖すぎて全く見られないとかではない)
目を覆う瞬間も確かにありましたし、「ぎゃー!」ってなる時もあったんですけど、しっかり見入って楽しめたので…!!

お母さん美人だし、お父さんイケメンだし、子供らもめちゃ可愛かったし、エスターももちろん普通に可愛い女の子って感じだったのでホラー映画だって事を忘れかけてました。
序盤は特に家族のハートフルなシーンや第三子のエピソードでじんわり泣きそうになったりもしたので「う、うそだろ……これがホラー映画……!?!」とどこかの夏至祭映画を初めて見た時くらい信じられなかったんですが、後半に行くにつれてゆっくりじっとり坂道を下る感じが…。
人が人生転落していく時ってこんな感じで緩やかに気付かぬうちにって事が多そうだなぁ、と鳥肌立ちました。

お母さんも、うっかり感情的になってしまったりして自分の立場を悪くするムーヴかましてしまったりもあって「あああ、それはあかーーん!!」って何度叫んだ事か……。

あと個人的に子宮周りの痛い描写が中々苦手なので冒頭は下腹部がジクジクしてましたね。。
流血もそれなりにあって日常のモノを使って痛いことするので苦手な人は注意です。
でも、世界観・設定・カメラワーク・演出等々とても作り込まれてて退屈することが無く、お酒が1缶で済むほどのめり込んでました。
吹き替えで見たので、声優さんのお声が耳障り良かったのもあるかも?

幽霊は苦手だけどサスペンスは好き!という方には謎解き要素もあるのでオススメです👍✨✨
あいす

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