ゴメズ

ローマ法王の休日のゴメズのレビュー・感想・評価

ローマ法王の休日(2011年製作の映画)
3.0
コンクラーヴェでローマ法王に選ばれてしまって、その重さに耐えられずローマの街に逃げ出してしまう法王のお話。
法王が居ないと街は止まってしまっている。これはいかにキリスト教が普及しているかというのがわかりますね。
しかし神に仕える枢機卿達は睡眠薬に頼ったりと一般人と全く変わらない。
無宗教な私にはあまり理解はできませんでしたが、
何かしら崇拝している人々はその崇拝するものが無くなるといかに無力なのかが伝わってきた。
結局はみんな同じ人間なんだよ、というお話。
それにしても法王というのは、どれだけ重いものなのかが良くわかりますね。
けっしてコメディではなく「ドラマ/コメディ」なのでクスッとくる程度。予告等ではコメディに思えてしまうので注意。
この作品は好き嫌いが激しく別れると思います。
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