ローマ法王の休日の作品情報・感想・評価

「ローマ法王の休日」に投稿された感想・評価

るな子

るな子の感想・評価

3.3
明るい映画を想像していましたが、見終わる頃には邦題がブラックジョークに感じられました。
自分が主人公と同じタイプなので共感してしまいました。
後味が悪い系の映画に含まれると思います。
papapaisen

papapaisenの感想・評価

2.5

このレビューはネタバレを含みます

え?最後のなによ!
いろいろな人がおもしろいと評価するが私にはつまらなかったぞ
スズキ

スズキの感想・評価

3.1
コメディ映画や、英国王のスピーチのような逆境物語を期待してはいけない
聖職者達が敢えて俗な存在として描かれており、それだけに主人公の悲痛さが一人の人間として浮き彫りとなる
最後の展開が良くも悪くも衝撃的であり、観賞から数年経った今でも消化しきれていない
コメディーを期待して鑑賞。
これはコメディーじゃないな。。笑
n

nの感想・評価

3.0

このレビューはネタバレを含みます

おじいちゃん枢機卿の可愛らしい装束や、スイスの傭兵たちの奇抜な制服など、バチカンの素晴らしすぎるデザインの数々に心を躍らせたのも束の間…。たまたま患者がローマ法王だったというだけの、ごく真っ当にdepressionを主題にした映画だったと思う。こういう設定にしたことによる効果は正直あまり感じられなかったので、実はタイトルから先に思いついたんじゃないのと勘繰ったりしてみたが、原題は全然違うんだな。

共感性羞恥というのか、コンサートや演劇の公演に邪魔が入って台無しになる場面がものすごく苦手なので、終盤は見ていてかなり辛かった。

報道官のおじさんはどこかで見た顔だなあと思ったらキェシロフスキ作品の常連!ミシェル・ピコリはフランスだし、劇中でも世界各地から集まった人たちが共通語としてイタリア語を話していたのが妙に面白かった。
難しい映画でしたね。キリスト教とかカトリックとかの宗教について自分なりの一家言を持っていないとどう受け止めていいのかわからないというか。

バチカンファッションは、最高にお洒落。レースの似合うおじいちゃんたちの何ともカワイイこと!伝統あるスイス傭兵の出で立ちがまた素晴らしい。ブラヴィッシモ!

イタリア語のチェーホフがよい。ロシア文学の偉大さよ。

ポープ、ロシュフォールのお父さんだったとは全く気づかなかった。
Escale

Escaleの感想・評価

3.9
すごく不思議な感じの映画
でも面白い映画

ローマ法王とか教会の運営側としての視点で、あたりまえだけど、世界を見たことないからとても新しい視点で、面白かった

すごく大きな組織で大きな影響力があるものだから、1人の人間としての気持ちを優先することは難しいんだなぁって
偉い人ってこういう時に大変なんだなぁって

でも枢機卿とか出てくるおじいちゃん達がみんなどこか憎めなくてかわいかった!

あのカモメのセリフをめっちゃ言ってた役者のおじさんはなんだったんだろう…🤔🤔
あの人どういう意味を持たされていたんだろう…
2017.9
思ってたんと違う。
最後まで見なかった気がする。
sabo

saboの感想・評価

3.5
観賞日2018/09/27

ローマ法王が崩御。
ヴァチカンは慣例に従い、新法王の選出選挙であるコンクラーヴェを執り行っていた。
サンピエトロ広場には多くの人々が固唾をのみ結果を待ち続けていた。
新法王として有力視されていたのはグレゴリー、アギラール、ビキラの3名だった。前半は三者の名が続々とあげられ、混乱もなく進行していく。
しかし午後の開票で一気に票を獲得したのは無名の枢機卿『メルヴィル』だった。
メルヴィルの名が多数呼ばれ続け、やがて温かな拍手が湧き起こり満場一致でメルヴィルに決定する。
だが当のメルヴィルだけは絶望に塞ぎこんでいた。
神の主命は絶対であり、なんとか受け容れようとするが、あまりの重圧に耐えきれずパニックを引き起こす。
ヴァチカンの報道官はなんとか取り成そうと、世界一の精神科医(ナンニ・モレッティ)を呼ぶも多くの衆目の中でプライバシーもプライベートもない状況でのセラピーは不可能だった。
精神科医は世界で二番目の精神科医として、自分の元妻を紹介した。
市街にあるクリニックへ行き、どうにかカウンセリングを受けるメルヴィルだが、帰り道に護衛を巻いて逃げ出す。
ヴァチカンで暮らしていたメルヴィルにとって、そこは『知らない世界』だった。
街を彷徨ったメルヴィルは自分自身の過去を探し、向き合い、やがて自分の進むべき『道』を見出だす…。

この作品のタイトルを見て『ローマの休日』のパロディーコメディーを予想したので、物語のアンニュイな進行にビックリでした(笑)

んー…。
正直、ちょっぴり物語の核心を掴み損ねて。理解不足かもしれませんが私なりの感想です。
『神は人を救わない』という感じでした。
本作の精神科医に言わせると聖書の中の登場人物は、多くが鬱病の症状を抱えている、と。
また現代でも言えることですが、時代の流れは常に変革を必要とし、必要としながらも苦痛を伴うものである、と。
メルヴィル自身もまた若い頃に役者に憧れていたが、才能がなかったという挫折を経験しており、メルヴィルの妹は役者として夢を叶えている。
この映画のキーワードとして何度も登場するのがチェーホフの『かもめ』という作品でした。
もしかしたら彼自身、自分をチェーホフになぞらえていたようにも感じます。
群像劇『かもめ』はチェーホフ四大戯曲の一つで自身の実体験が多く盛り込まれていますが、公演初日からその真価を理解されず散々な結果になりチェーホフは劇場から逃げ出し二度と戯曲は書かないとまで思い詰める。
でも最終的には大成功をおさめ、後生に名を残すのですが、メルヴィルもまた過去の挫折と今の状況を重ね合わせて言葉にならない焦燥感に駆られたのだと思います。
僧侶というと宗教という隔離された世界で独自の風習に習い厳格な決め事の中で窮屈な生活を強いられて鬱々と暮らしてるというイメージですが、この映画を見れば煙草を嗜む者もいれば、酒とスイーツと音楽を楽しみ、土埃にまみれバレーボールに興じる。ようするに神の使いである前にみんな等しく『人間』なんですよね。
結局雨を待って口を開けて空を見ていても仕方ない、道を切り開くのもまた神ではなく自分自身である、神は自ら助く者を助けるといったメッセージに感じました。

この映画は驚くべきことにカテゴリーコメディーらしいので、まぁ、人生色々しんどいけどガンバレや!くらいに思って見て丁度良いですね(笑)

ストーリー:3.5
ビジュアル:3.8
音 楽:3.2
キ ャ ス ト :3.5
はにゅ

はにゅの感想・評価

3.2
ニヒルなコメディ映画かと思いきや、コンクラーベの問題点にまで切り込んだ社会派な映画。
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