Mark

海辺のポーリーヌのMarkのネタバレレビュー・内容・結末

海辺のポーリーヌ(1983年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

初めて観たフランス映画でした。

終わり方が粋だな〜。浮気したりされたりの男女のゴタゴタが、ひと夏でさっぱり終わってくれた感じが良い。
恋愛はいくつになっても、器用になることはないんだろうなと思った。結局それぞれの人のスタイルでしか、恋をすることはできないというか。アンリは自由(奔放)にしか生きられないし、マリオンはこれからも大恋愛を求めて刹那的な恋を繰り返すだろう。ピエールは長く深い愛を求めつつ、それは執着や嫉妬となってしまい、意中の人を射止められない。
それぞれの理由でいまだに独り身の大人たちを見て、ポーリーヌはなにを考えただろうか。ポーリーヌの初恋?も失敗したわけで。でも、最後のシーンのポーリーヌの笑顔をみれば、そんなに深刻になる必要はないなと思う。恋愛は不器用でも、みんなそれなりに人生を楽しんでるし、失敗しても、この映画のようにひと夏の思い出にして仕舞えばいい。

喜劇最高!
Mark

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