海辺のポーリーヌの作品情報・感想・評価

海辺のポーリーヌ1983年製作の映画)

PAULINE A LA PLAGE

製作国:

上映時間:95分

ジャンル:

4.0

「海辺のポーリーヌ」に投稿された感想・評価

haruy

haruyの感想・評価

4.4
母親がエリックロメール好きでdvdで見たけど 劇場で見たい
海とか広ーい画面で見たら空間もっと感じられそう
すきだな
mo

moの感想・評価

3.2
爽やか可愛いけど、
年長陣の恋模様がいまいちときめきがなくて残念、、
ともだちの恋人の方が好き
Angie

Angieの感想・評価

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みんな大人でみんな子ども。

年齢差を本当に感じさせない。ポーリーヌが大人なのか?それとも大人たちが子どもなのか?
みんな1人の人間として、肩書きに縛られず、自由に、恋愛を楽しみ悩みトラブルを起こし勘違いしてされて。そこにあるのは開放的な「フランス的」人生劇。そしてその中で葛藤する、(結果的にハッピーになれない) 人々。
(アンリは例外かな)

ポーリーヌよりも子供っぽいであろう、マリオンは真実の愛を求めるばかり盲目になり、ピエールには気づかない。最後まで、「嘘をついているんだわ」とアンリを正当化、自分を正当化することで守ろうとした。傷つくのが怖いのだろう。その意味で彼女はポーリーヌよりも圧倒的に子どもだ。

対してポーリーヌは傷つくことを知らない。初めての恋、初めての恋人、初めてのキス、そしてはじめての裏切り。すべてのことをまるで大人のように受け入れる。そこに拒否はない。彼女の純粋で素直な心は、恋愛に埋もれた大人よりタフなものだ。彼女の発言も終始大人。弱音を吐くということはない。ラスト、アンリから欲望の話をされても顔をしかめて、全てがわかったような顔をする。おそらくわかってはないだろう、でも。彼女は彼女なりの正義感を貫き、大人たちに刺激を与えていく。この姿が非常に大人びている。なのにそのルックスはまるで少年のよう。このギャップがなんとも言えない。

そして男たち…!
アンリは言うまでもなく、自分のスタイルを貫きそれに違和感さえもなく、ラストもうまく切り抜けて終了する。非常にずるい男。でもそれが現実かもしれない。
ピエールは少年のようだ。まだ心は童貞で純粋。それがゆえに屈折した心を持ってしまっている。マリオンに素直になれず、ポーリーヌにも論破されてしまう。彼の再熱した炎はマリオンのそれよりも強いに違いない。僻み、妬みからトラブルを引き起こしてしまうが、彼の強いマリオンへの想いは実ることなく終了。ここが少し心残り。

話としてはかなりドロドロなのだが、それを打ち消す鮮やかで輝きのある海。このロケーションが素晴らしい。この手のロケーションはcall me by your nameでも近いものを感じるが、なにかヴァケーションはロマンスを呼ぶ。そしてなにがあっても、どんなに乱れどんなに泥沼化しても、ヴァケーションだから、海だから、なんだか救われてしまう。不思議だ。
そしてそのことにポーリーヌは気づいたのだろう。この非日常からの脱出を提案して、この物語は終わる。このエンドの素晴らしさ。
3103

3103の感想・評価

-
初めはポーリーヌの視点で観ていたけど、わたしはポーリーヌにもマリオンにもピエールにもアンリにもなり得ると思ったら真実だけを追うのはナンセンスだなと思った。この映画のラストシーンがそれを物語っている。
CHEBUNBUN

CHEBUNBUNの感想・評価

3.5
【海の日だ!このテラスハウスを観よう】
今日は海の日なので、エリック・ロメールの『海辺のポーリーヌ』を紹介。

、、、というのは後付けで、実は妹が大学の夏休みのレポートで本作について4千字書くというから、買ってあげました。なんてシスコンぶりなのだろう。

それにしても、てっきり観ていると思っていたら、学生時代、授業で一瞬観ただけで、全編通して観たのは初めてでした。

まず、今回観て気がついたのは、明らかにエリック・ロメールはジャック・ロジエの『オルエットの方へ』を意識して撮っているということだ。

海辺をキャピキャピ走る女の子に、ヨットマン、そして出会いなんか気にしていないように見えて、実は「恋したい」と内心思っている女の子たちの心の揺らぎ。そして、それによる軋轢。ロメール独特の哲学性、癖こそあれど、これは『オルエットの方へ』のリメイクなのでは?と思う程酷似していた。

とはいえ本作は、『オルエットの方へ』以上にドロドロで、テラスハウスに近い本音と建前の世界が繰り広げられている。

フランスでは、バカンスの文化があり、1ヶ月近い大人も子どもも休む。親は平気で子どもを親戚に預け、自由きままにバカンスを謳歌したりする。本作では、美魔女の親戚に預けられたポーリーヌの目から観た恋の胸騒ぎが描かれている。

冒頭、美魔女から「あんた、彼氏はいるの?YOUは何しにバカンスへ?男を作るため?」と質問攻めにされる。

ポーリーヌは「友達を作るため。去年はしけた人しかいなかった。」と語る。

男とのナンパな関係に対して警戒を抱いている、また美魔女に対して不信感を抱いていることが分かる。

美魔女は「どうせ男だろう?」と煽る。

絶景を前に何をドロドロドラマおっぱじめているんだとブンブンの心が胸騒ぐ。そして、彼女らの前にイケメンが登場してから、観客も女たちも心がかき乱されていく。シェイクのように。

違いに本音を隠そうとシレッと嘘をつく。嘘を隠すために嘘を塗りたくるが、どんどん剝がれ落ち、矛盾が浮き彫りになる。

そして、恋と嘘に胸が踊りくるう者たちを観ていくうちにあまりの滑稽さに笑えてくるのだ。あれっテラスハウスそのものではありませんか!

1980年代にテラスハウスの基礎が出来上がっていたとは本当に驚きだった。また、改めてジャック・ロジエの凄さに気付かされた。

P.S.エリック・ロメールで4千字レポート、、、楽しそうだが、キツそうだなぁ
日焼けはエモい。

ハゲはモテる。

飴売りには気をつけろ
あめ

あめの感想・評価

4.0
男はみんなピエールな面を持っているんだ。

鑑賞後に同行者としたそんな会話が面白かった。確かにそうかもしれない。そういえば確かに、わたしもピエールみたいな男を知ってるなぁ…
kh

khの感想・評価

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ポーリーヌたそかわE
思うところは色々ある(ストーリーなど)けど、変なとこにめっちゃこだわりを感じたから、もうホントそれだけを、そこだけを、みたいな感じで作ったの…か…?
映像の色めちゃ好こ
【ロッソストラーダ】


ミニ四駆を題材としたテレビアニメ
『爆走兄弟レッツ&ゴー!!WGP』にて、
『ワールドカップのような世界大会』
が開催されていました。


その大会に、
『ロッソストラーダ』という
『イタリア代表チーム』
が出場していました。


彼らは
『表向き人当たりの良い人物』
を装っています。


しかし裏の顔は、
『悪質なプレーで』
『相手のミニ四駆を破壊する』
『極悪非道なチンピラ集団』
だったのです。


主人公はいち早く正体に気づき
味方へ注意を促しますが、
『そんなプレーをするチームじゃない!』
と一蹴されてしまい、
『周囲から孤立』してしまいます。


【自分が中心で、愛をさけぶ】


そんな主人公の姿が、
『本作に登場するピエールの姿』
とダブります。


ピエールは一見軟派に見えて
『根が真面目すぎる』ため、
周囲からは痛い人物に見られています。


ピエールが
一番誠実そうに見えて、
一番痛そうに見えてしまう不思議。


口が硬いのは良いことですが、
硬すぎると何も喋れない。


結局常々思うのは、
例えその言動が
『正しかろうが』
『痛かろうが』
『間違いだろうが』
『人間喋らなきゃならない生き物』
だと言うことです。
ふ

ふの感想・評価

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でも彼女の完璧さの唯一性はほぼ万能だ
きみには分からん
相手の欲望に火をつけることが恋愛の秘訣だ
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