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海辺のポーリーヌのsulgiのレビュー・感想・評価

海辺のポーリーヌ(1983年製作の映画)
4.8

初ロメール。。。

真冬に夏の映画を見るとは。。

ポーリーヌが最高に可愛い。1番賢くて。
あのおかっぱ頭と長い足と飛び跳ねるようなしなやかな体。まだ未成熟。
いとこよりも、断然素敵だった。

そして、ファッションが何よりも可愛かった。ボーダーに目が行きがち。
水着も可愛かった。あんな堂々と着れたら素敵。

こんなにも、綺麗に官能的だと思ったのは初めて。
フランスの港町、と言ってもずっと海辺。
画面から潮風の匂いがしそうな眩さと、女性のみずみずしさ。ドキドキした。

最後のポーリーヌの笑顔でなんでもいいと思った。全部夏のせい。
始まりと終わりと門を開けて、閉める。
そんな終わり方が好き。

みんなの愛についての考え方。
語れば語るほど滑稽。
男って女って不思議ですね。

風が吹いてる中の会話も、紫陽花が咲いてる時のお茶も。全てがなんだか物憂げで。

語りつくせないほど、どっぷりと好きになってしまった。
ロメール
もっともっとハマってゆきたい。

誕生日に大好きな映画が増えました。
これ以上ない喜び!
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