六四二

愛の奇跡/ア・チャイルド・イズ・ウェイティングの六四二のレビュー・感想・評価

4.5
自主制作をはじめるきっかけになったかもしれない本作はカサベテスにしか撮れない映画である。参ってしまった。
母性と父性のせめぎ合いはどちらが正しいというものではなく、本作では一人の博士の見解が核になっている。自分亡き後の子供の行く末を見つめ、安易に人を価値で語ることに断固としてノーという人達にハッとさせられる。生き辛いいまの時代に見るべき映画
六四二

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