好きと言っていいでしょう

パニック・ルームの好きと言っていいでしょうのレビュー・感想・評価

パニック・ルーム(2002年製作の映画)
4.0
デヴィッド・フィンチャー とジョディ・フォスターとクリステン・スチュワートという僕にとっては得しかない組み合わせです。

フィンチャーらしさはないですが、密室サスペンスとして非常に面白かったです。

序盤の強盗が入るシーンでのCGを駆使した長回しが視覚的に楽しかったです。マンクを見た後なので、鍵穴を通り抜けるシーンは、もしかしたら市民ケーンを意図しているのかなとか思ったりもしました。

お互いの道具や頭脳を駆使して戦うのが見どころで、密室にプロパンガスを送ったり、監視カメラをどう使うかなど最高でした。

敵の黒人も見回りにきた警察も、とても性格が良くて関心しました。

ジョディの必死な姿や警察と喋るシーンがものすごく綺麗で、クリステンはこの頃から今と似たような髪型していました。

旦那があまりにも歳がいってたのは驚きました。クリステンは父親に全く似てないですね。

密室で敵とジョディが入れ替わるところなど食い入って見てました。