AK

パニック・ルームのAKのネタバレレビュー・内容・結末

パニック・ルーム(2002年製作の映画)
3.4

このレビューはネタバレを含みます

一つの場所だけ、主な登場人物は6人
シンプルだけど、シンプルじゃない作りで面白い

冒頭の強盗侵入シーンは表に行ったり家の中を通って、くぐり抜けて裏口に行ったり、アングルが凄かった

密室空間だし、皆んなが当たり前にある空間であるからこそ、より恐怖とかドキドキする感じが大きかった

小さな足音だったり、ガラスの音、光の明るさ、暗さ、シンプルな空間だからこそ、それぞれが活きていた

アホなやつはすぐドジを踏む
考えられへん突発的なやつも

ハリウッドはハッピーエンドにしたかったらしい
逃げ切る所まで

あれもあれでハッピーやと思う
生きれているし

躊躇したらあかんなと思う
家主は本気で殺しに行っていたし
だからこそ守り抜けたし、やっぱり覚悟大事やな

強盗にはそれが無かった
逃げる勇気、戦う勇気、どちらの勇気もなかった
あんな優しさもアホでしかない
傷つけずに人様の金を奪おうとするその心こそが汚い
何がなんでも取ってやるという気持ちがない所こそ汚い

他のやつはその気持ちがあったけど、それ以外考えて無さすぎてアホ

でも分別がつく強盗がいっちゃん汚い

主演が代わったり、妊娠していたり、カメラマンが代わったりする中で撮り切った裏話もあって、映画のプロやなぁと思った
作り手も出演者も

発作のシーンの演技も凄かった

大きなストーリー性とかコロコロ展開があるってわけじゃないけど、一つの場所であれだけの出演者でこの作品を面白いと思わせるのが凄いなと思った

タイタニックのSOS自分もそのうち使う場面来るかな
AK

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