ひろぱげ

刺青一代のひろぱげのレビュー・感想・評価

刺青一代(1965年製作の映画)
3.3
終盤のクライマックスの格好良さは尋常じゃないな!!

朴訥としていて、いまいち冴えなかった鉄太郎(高橋英樹)が、あの慟哭を経て修羅になる。その後の大立ち回りと、それを格好良く描くことにあらゆる手を尽くす画面作り。そのために最初の1時間はあると言ってよい。

ストーリーは色々先が読めるし、どーってことはないんだけど、ちょっとしたシーンが一々「おお!」と思わせてくるのも良いな。そして、展開が早い!

「東京流れ者」よりも断然格好良くて好き。

「キル・ビル」なんかはモロ影響を受けてると思う。

タイトルバックの褌一丁の刺青の方々はやはりホンモノなんだろうね。
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