刺青一代の作品情報・感想・評価・動画配信

『刺青一代』に投稿された感想・評価

4.9
単純明快で楽しめるストーリーと垂涎ものの美しい映像。終盤の気合の入った前衛的な画より、むしろ日本の自然の瑞々しさや古い家屋に惹かれた。
b
3.7
このレビューはネタバレを含みます

話はそんなに面白くないというか陳腐なヤクザものだけど、ラスト10分くらいの討ち入りシーンの演出と撮り方の外連味と実験性がアートでありちゃんとエンタメとして機能してて鬼のようにカッコいい
もうちょい全…

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3.8
常に何かがほとばしっている。人の動き、乗り物の移動、水流、爆発。映像のもたらす快楽がそこかしこにある。赤のチラ見せを経て決着へ。展開早い早い。話運びは素直なので、トリックスター的存在があればなおよし。
冒頭の傘と提灯の切り返し

ラストの奥行き襖からの横スクロールバトル

清順レッド!🟥🟥
かっこいいいーー
赤だーーーギラギラでバキバキの赤だー
先月の新潮での蓮實千葉対談で赤って色はすごいよーって話してたことだー
最初から話が面白かったのに、爆発と波と発泡のモンタージ…

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3.5
高橋英樹がカッコいい!ストーリーがスピーディー過ぎる&編集やりたい放題で話の繋ぎなんかどーでも関係ね〜!

最後の10分だけいきなり舞台劇になっちゃうのもとことん良い!

溜めに溜めて任侠映画のビジュアルを一気にかなぐり捨てるラスト十分! 画面が朱に染まった瞬間雷鳴は轟き空は世紀末色へと様相を変え、過剰なピンスポが高橋英樹を照らすことで異界への突入が決定的に。雨中駆け…

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ryu
-

鈴木清順で1番好き。まずストーリーが分かりやすいし、そのよくある任侠物の流れからラストのサイケな演出がまた映える。赤く染まる石畳最高。暗闇の発砲も良い。
主人公、女性陣、親方と善人サイドは皆サバサバ…

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清順、木村威夫の様式美が炸裂。名シーンの波状攻撃。そして和泉雅子の魅力を開花させた作品でもある。

鈴木清順監督が「殺しの烙印」(1967)で日活をクビになる2年前の作品。B級仁侠映画。

仁侠モノとして、物語はありきたりでやや退屈、編集も情念の溜めがないスピード感なので盛り上がらない。しかし最後…

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