大好きなウェスアンダーソン作品のひとつ。
ズル賢い泥棒狐の父と、その家族や仲間達が人間と戦ってサバイブしていく様をウェスアンダーソンらしくコミカルに描くストップモーションアニメ。
絵本の世界に迷い込んだような世界観、音楽、センスのあるシュールな笑い、憎めないキャラクター、少し切ない描写、全て愛くるしい映画でした。
キツネ時間で表したりたまに野性味溢れる仕草を描いたりクスッと笑えてほっこり癒される。こういう世界観に住みたいな〜なんて幻想も抱いてしまう。
観た後に映画の中の人達にまた会いたくなる気持ちにさせてくれるのはいつだってウェスアンダーソンの作品だ。
ー私達はみんな人と違うの。でもそれはとても素敵なこと。