Jumblesoul

ギャンブラーのJumblesoulのレビュー・感想・評価

ギャンブラー(1971年製作の映画)
3.5
何とも風情のある西部(舞台はカナダの国境近くだが)劇で、さすがアルトマン監督作品。70年代ニューシネマ期の傑作の一つといえる。
主人公のウォーレン・ベイティ演じるギャンブラーがヒーローではなく、どちらかというとヘタレ・キャラなのが面白い。
普通はエキストラ扱いの売春婦達の個性も際立たせているのが、この監督の演出の細かいところである。
終盤の雪の中の対決シーンで、しんしんと降る雪は合成っぽいが美しい。
シェリー・デュヴァルにキース・キャラダインと、後のアルトマン常連組も尺は短いが出演している。
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