ギャンブラーの作品情報・感想・評価

「ギャンブラー」に投稿された感想・評価

hrt2308

hrt2308の感想・評価

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ロバート・アルトマンの異色西部劇。
一般的な西部劇の定型をことごとく外した作品。

主役の賭博場と売春宿の経営者マッケイブ(ウォーレン・ベイティ)がまったくかっこよくない。お金の計算はできないし、共同経営者のコンスタンス(ジュリー・クリスティ)にさんざん説教される始末。

本筋に直接的関係ないシーンや人物が妙に心に引っかかる。キース・キャラダインのカウボーイは一体何のために出てくるのか?でもあんな強烈なエピソードが用意されている。

雪の中でマッケイブが殺し屋3人と対決するシーンのグダグタ感が逆にリアルで緊張感がみなぎる。

ヴィルモス・ジグモンドの撮影が素晴らしい。
レナード・コーエンの音楽、歌詞がこの作品のために書き下ろされた訳ではないのにもかかわらず素晴らしく、ラストの雪中での映像も非常に美しい。

そんな自分の数少ない語彙で形容すると詩情溢れる西部劇ということになるのだろう。

しかし、個人的には自分が狡猾に取引をしているつもりが、結果どうにもならなくなっているという主人公が、いかにもアルトマン映画らしい喜劇的なキャラクターに思えてならなかった。

実際はジュリー・クリスティ演じるヒロインの方が頭脳明晰で、かつ行動力もあるのにそれを認められないウォーレン・ビーティの姿は滑稽。

「MASH」のような分かりやすい風刺性こそないものの、紛れもなくアルトマン作品という気がする。
jack

jackの感想・評価

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アルトマンはやはり少し苦手なのかもしれない。何年後かにまた観よう。
dude

dudeの感想・評価

4.1
ハッタリばかり得意なギャンブラーの初めて手にした身に余るプライド、初めての大きな勝負。自分より上手の相手と話していると時折どんな顔をしていいのか分からないような表情を見せるウォーレン・ベイティが良い。雪に埋もれた小村が美しく思えるように、成功者にも英雄にもなれなかった男がただ愛おしい。
アルトマンにしては群像劇じゃないんだけど、1971年製作のいかにもアメリカンニューシネマ期ならではの切ない西部劇でかなり好み。かなりというか超好み。
手に汗握るクライマックス、雪の美しさ、主人公の繊細な内面を徐々に出していく描写、すごくおもしろかった。
ShotaTerai

ShotaTeraiの感想・評価

5.0
見はじめて冒頭20分くらいで寝落ちしてしまうのを3度ほど繰り返したけれどようやく見終えた結果めちゃ好きな映画でした
scotch

scotchの感想・評価

3.7
もの悲しげな歌が物語をナビゲートしてくれます。
賭博、色、欲、いきがってはいるものの結局は女に掌で転がされる…そう、これは男の映画。
なんということもないストーリーなのだが、男はきっと見入ってしまうこと間違いなし。女性受けはしないような気がします。
そして、男の最高の見せ場は、そう決闘。そこに降る雪、嘘っぽいと思ったがどうやら本物らしい。ほんとかな?
傑作だったのは中盤登場の娼婦小屋に入り込むハンサムボーイ。彼は何だったのか(笑)
モモ

モモの感想・評価

4.0
2時間で、まるでアメリカ文学一冊読んだような味わい。人生の儚さ、恋、息詰まるような静かな銃撃戦まで全てがつまっている。
堂ノ本

堂ノ本の感想・評価

3.7
寒い西部劇。珍しい。アルトマン独特のズームインアウトが癖になってきた。
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