ギャンブラーの作品情報・感想・評価

「ギャンブラー」に投稿された感想・評価

なすび

なすびの感想・評価

4.0
これもまたなんかヘンテコな映画で淡々としていてすごく眠くなったけど面白くないのかと言われるとそういう訳でもなく、ちょっとすごかった
他の人のレビューを読んですごさが言語化されていて納得した!自分はまだそこまで到達できてなかった…

とにかく大きな話の筋が追いにくいのがアルトマンの特徴で好きなところ、それよりも周りの小さな出来事が気になってしょうがないし存在感でかすぎ

やっぱシェリーデュヴァルの使い方に愛があって最高。アルトマンの映画に出てるシェリーデュヴァルはめちゃくちゃかわいいし本当にかわいいって思われてたんだろうなぁ。ポケーっとしてる世間知らずのお嬢さん感というか生まれつきの未亡人感というか、不憫な様がツボです。

ジュリークリスティってあの人か!!!「ドクトルジバゴ」のお嬢さんで「華氏451」の一人二役美女!!!今回はなかなか図太い粗野な女役で全然ちがう印象でびっくりした。この人他にもハルアシュビーとかニコラスローグの映画にも出てるのか、めちゃくちゃ気になる見なきゃ
女スイッチ入ったときのベッドもぐって上目遣いしてるのめっちゃ可愛かった、さすが…

ウォーレンベイティほんとタレ目かわいい、情けなさすぎてよかった。しかも死に方がほんと笑っちゃうくらい地味で(でも脳裏に焼きつく)最高だった

あのあったかそうな売春宿のほほんとしててよかったなぁ

あとあのカウボーイがめちゃくちゃ理不尽な死に方するのも一生忘れんかもしれん、映画史に残る理不尽さ。。。

ここのセットをカナダに一から作ってるのやばいな…さすがハリウッド…
atsuman

atsumanの感想・評価

3.0
うだつの上がらないこけてばっかの主人公が面白い。歌が代弁してる
pika

pikaの感想・評価

4.5

このレビューはネタバレを含みます

アルトマン、こういう映画も撮るんだ!すげーいい映画。
娯楽作と言うよりも叙情性の強いドラマで、映像の美しさやカントリー音楽の醸す雰囲気など全体的に詩的な印象の残る映画だった。

西部開拓時代を背景に、需要と供給によって少しずつ街として発展していくプロセスが面白い。
アメリカンドリームを目指して伸し上がろうとする名もなきギャンブラーを主人公にしているところも良い。序盤では酒場の鉱夫たちの視点からミステリアスに描かれ、少しずつ人間臭い姿が現れる構成がたまらなく親しみを感じる。映画のヒーローに憧れを持つというような派手な娯楽作とは違って、外面と内面と周囲の反応を丁寧に描写することで自分自身の投影のように感じられていく演出が叙情性を高めていて素晴らしい。独りでブツブツ文句を垂れたり情けない姿を見せるウォーレン・ベイティがまたキュートでくすぐられるし、結局女の言うとおりに行動してしまう様など不器用な恋愛ドラマとしても見応えがある。

西部劇、言わば時代劇であるけれども別世界のフィクションと断ずることのできない距離の近さがある。主人公の多面的な人物描写によるところもあるが、環境を整えれば変化が起きる、成功すれば傲慢になる、どこの世でも人は選択を誤る、現実に絶望すれば道を踏み外す、など身に覚えのあるリアルが詰まっている。だからだろうか、ラストの余韻はドラマとしての顛末ということ以上に胸に響く。
hrt2308

hrt2308の感想・評価

-
ロバート・アルトマンの異色西部劇。
一般的な西部劇の定型をことごとく外した作品。

主役の賭博場と売春宿の経営者マッケイブ(ウォーレン・ベイティ)がまったくかっこよくない。お金の計算はできないし、共同経営者のコンスタンス(ジュリー・クリスティ)にさんざん説教される始末。

本筋に直接的関係ないシーンや人物が妙に心に引っかかる。キース・キャラダインのカウボーイは一体何のために出てくるのか?でもあんな強烈なエピソードが用意されている。

雪の中でマッケイブが殺し屋3人と対決するシーンのグダグタ感が逆にリアルで緊張感がみなぎる。

ヴィルモス・ジグモンドの撮影が素晴らしい。
レナード・コーエンの音楽、歌詞がこの作品のために書き下ろされた訳ではないのにもかかわらず素晴らしく、ラストの雪中での映像も非常に美しい。

そんな自分の数少ない語彙で形容すると詩情溢れる西部劇ということになるのだろう。

しかし、個人的には自分が狡猾に取引をしているつもりが、結果どうにもならなくなっているという主人公が、いかにもアルトマン映画らしい喜劇的なキャラクターに思えてならなかった。

実際はジュリー・クリスティ演じるヒロインの方が頭脳明晰で、かつ行動力もあるのにそれを認められないウォーレン・ビーティの姿は滑稽。

「MASH」のような分かりやすい風刺性こそないものの、紛れもなくアルトマン作品という気がする。
jack

jackの感想・評価

-
アルトマンはやはり少し苦手なのかもしれない。何年後かにまた観よう。
dude

dudeの感想・評価

4.1
ハッタリばかり得意なギャンブラーの初めて手にした身に余るプライド、初めての大きな勝負。自分より上手の相手と話していると時折どんな顔をしていいのか分からないような表情を見せるウォーレン・ベイティが良い。雪に埋もれた小村が美しく思えるように、成功者にも英雄にもなれなかった男がただ愛おしい。
アルトマンにしては群像劇じゃないんだけど、1971年製作のいかにもアメリカンニューシネマ期ならではの切ない西部劇でかなり好み。かなりというか超好み。
手に汗握るクライマックス、雪の美しさ、主人公の繊細な内面を徐々に出していく描写、すごくおもしろかった。
ShotaTerai

ShotaTeraiの感想・評価

5.0
見はじめて冒頭20分くらいで寝落ちしてしまうのを3度ほど繰り返したけれどようやく見終えた結果めちゃ好きな映画でした
>|