ねこだとらきち

女が階段を上る時のねこだとらきちのレビュー・感想・評価

女が階段を上る時(1960年製作の映画)
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2年前に「めまい」前年に「北北西に進路をとれ」そして同年に「サイコ」とソール・バスのタイトルデザイン超黄金時代だったことの影響を受けてか今のところ見た中では唯一切り絵風のモダンなタイトルシークエンスデザインをしてる
今の時代から見れば古くさい価値観のところはいくつかあるけどそれでも根っこには他作にもある普遍的でかつ不変的な力強いメッセージもある。

今度はブラックブックに似てるし、ロニー的な人物も出てくるしますますバーホーヴェン的な主人公像との共通点が増えるなあ

円環構造や、それまで抑制しまくった分最後のカメラの動きが超ダイナミックで感動的に感じるのとかも他作と共通してる