小粋でリアリティある、高峰秀子の素晴らしい演技に引き込まれた。大台にのった銀座の雇われママの苦悩を描いている。
人間模様としておもしろかった。
好きじゃない仕事と言いながら、階段を上がって店の扉…
成瀬巳喜男監督の観る
銀座のバーの雇われマダム
圭子。売上落ち気味だったり
店の子が客連れ独立したりと
気苦労が絶えない毎日
脚本 菊島隆三
久しぶりまた観る
店への階段上がるのが憂鬱で仕方な…
あぁ人間描写をここまで出来るか。騙し騙され夜の銀座の女。彼女の強い所、弱い所が繊細に描かれる。戦争のせいか父親不在家族の機能不全たるや。不幸たるや。その歪みが重く彼女にのしかかる。女が階段を登る時。…
>>続きを読む黒澤明は成瀬巳喜男を尊敬していたと聞く
高峰秀子主演、仲代達矢助演
高峰秀子、きれいだなあと感心しながら鑑賞
女性の心の動きを丁寧に追う
黒澤映画と真逆と言っていい
ちょっと範囲外だなと思うが、…
「女が階段を上る時」は、ジェンダー化された男性優位の社会で苦闘する若い女性を悲観的なヒューマニズムで描いている。この映画は、現代日本社会における女性の日常生活、労働者階級の環境を深く掘り下げ、厳格な…
>>続きを読む所謂、水商売と言うものは日本のサブカルチャーそのものである。世界中どこを探しても存在しない。勿論、●春館とかストリ●プ劇場見たいなものはある。しかし、酒を介して女性(異性)と会話をする場所は日本の水…
>>続きを読むしんどいけど当時の女性の地位ってまじでこんな感じだったんだろうな。人間からペットへの眼差しみたいなもので、愛と餌を与えてるんだからそれだけで幸せだろ?という無意識の視線が辛い。厄介なのはそこに悪意が…
>>続きを読むタイトルが素晴らしい。コップが落ちて円を描いて転がるのがとても綺麗だった。
信念の強いカリスマが人間味を帯びていきこっちとしてはより親近感のような物が増していくが、むしろより高次元の存在に成ってい…
成瀬巳喜男監督、高峰秀子主演。
高峰は自ら衣裳担当も兼任している。
自活のため、階段を上り、夜の銀座の雇われマダムを演じる主人公。取り巻く男たちが、悉くろくでもない人間。華やかな世界の裏側にある非…