まろーん

女が階段を上る時のまろーんのレビュー・感想・評価

女が階段を上る時(1960年製作の映画)
4.8
観たタイミングが良かったのでしょうか。
ここまで共感でき、励まされるとは。
(こんなに時代を隔てて!)

見た目は華やかな仕事でも、
自分なりに矜持を持っていても
明るく頑張っていても

ある時期、こんな風に翻弄される事は
あるんだね、私だけじゃないのね
と、妙にシンクロしてしまいました。

自分の持ち物にしようとする人
いつまで人に使われてるの?と言う人
勝手に憧れて勝手に失望する人
だます人
消える人

気がつけば周りの顔ぶれが入れ替わっているけど、結局今日も階段を登って生きる。
いつまでも続けられる仕事じゃないって
分かっているのに。

時々クライアントに笑顔を作るのが難しくなる時がありますが、その時はこの映画の高峰秀子を思い出すことにします!
まろーん

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