歌麿

クラッシュの歌麿のレビュー・感想・評価

クラッシュ(2004年製作の映画)
3.9
アカデミー賞作品賞、監督賞、脚本賞を受賞しているのに、なぜだか素通りしてきた作品だが、見れば納得の作り。

LAの根深き人種問題を大局観で描く脚本は絶妙としか言えない。

「人は弱い生き物なのだから、出くわした人に少し優しくするだけで、世界は少しだけ変わるのかもしれない」←このメッセージを説教くさくなく、どうせ1人が意識したって社会には関係無いでしょ!とも思わさず共感や納得を得るって単純に凄いです。

天使のマントのシーンは映画館で見ていたら瞳孔が開いて時間が止まっていただろう。
歌麿

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