歌麿さんの映画レビュー・感想・評価

歌麿

歌麿

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教皇選挙(2024年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

期待通りの良作な大人なエンタメ。閉じられ追い込まれた環境で人は本性が出る。その環境下で自分可愛いが出るのは当然のこと。それは生存本能とも言えるので。

キリストは清廉潔白で生存本能が薄かったため磔にさ
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It’s Not Me イッツ・ノット・ミー(2024年製作の映画)

4.3

カラックスの夢を横から見ている体験。
カラックス史と映画史が重なるストーリー。音楽を信じている人のリズム感(編集)は気持ちよく、遊び心ある演出、タイポグラフィの色使い。タイムのあるドローイングを描ける
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白夜 4K レストア版(1971年製作の映画)

4.0

フィルム上映会で鑑賞。

ジャック自体が映し(描き)録音する人間なので映画の中で映画が動いている不思議なメタ構造。

色彩といい濃淡といい動く絵画みたいな映画であった。

バッドランズ/地獄の逃避行(1973年製作の映画)

4.0

「衝動!ただそれだけさ」
一度は言ってみたかった人生を観れる喜び

チネチッタで会いましょう(2023年製作の映画)

3.8

邦題に?となるが、イタリアの歴史映画を見続けていたので理解も出来る。
この面白さを伝えるのは難しいだろうな。

ロングレッグス(2024年製作の映画)

3.8

鑑賞後はそこまで面白いとも怖いとも思わなかったが、日数が経つにつれボディーブローのようにラストのニコケイの演技を思い出してしまって、、、これはスルメ映画です!

ANORA アノーラ(2024年製作の映画)

4.5

夢見た世界は打ち砕かれた。
かつてアメリカに夢見たアノーラの祖母たち。おとぎの国のリアルは厳しくディズニーランドではなかった。ほぼ移民しか出てこないハリウッド映画。リアルを描けば右に出るもの無しのショ
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名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN(2024年製作の映画)

4.3

転がり続ける風のような人。
雲煙過眼。

部屋に書を飾っていたので東洋思想も影響受けているだろうな。

シャラメはデュランに見えた。

アプレンティス:ドナルド・トランプの創り方(2024年製作の映画)

3.9

世界の中心人物の人格形成を知りたく観たが、ラストの編集者と同じように煙に巻かれた。というか彼には何も無い?

これはあくまで一方から観た創作であり、作品が彼を伝える物ではないのは承知の上だが。

話は
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ジャズ大名(1986年製作の映画)

4.1

岡本喜八作品で一番好きだった。
楽しさを追求する豊かな時代の空気を羨ましくて懐かしくも。
タモさんいい仕事しますな

ルックバック(2024年製作の映画)

4.4

机に向かうことしか出来ないクリエイターの端くれとして、泣けた。

トラップ(2024年製作の映画)

3.7

主人公を早く捕まえて!と思いながら観る映画は珍しいかもしれない

悪魔と夜ふかし(2023年製作の映画)

4.3

オカルトホラーの傑作。
旨味成分が沢山詰まっていた。

ミュージック(2023年製作の映画)

3.8

内容は理解できなかったが、いいカットが続けばセリフは無くても面白く観れる。

神話を学びます。

ソウルの春(2023年製作の映画)

4.1

ジャックニコルソンが乗り移ったかのようなファン・ミンジョン。こんな上手くいくわけないやん!と突っ込みたいが史実という説得力。

歴史的事件も実はそんなもんなのかもしれないと思うと、フィクションとノンフ
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夜の外側 イタリアを震撼させた55日間/夜のロケーション(2022年製作の映画)

4.2

昨年劇場で見逃し配信にて即鑑賞。
出てくる顔がみな素晴らしい。特にアンドレオッティの顔と肩幅がたまらなく、イタリア映画の世界に入ってまいりました。

視点の異なる構成も面白いが何より撮影・編集が素晴ら
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ロボット・ドリームズ(2023年製作の映画)

-

ハマらなかった。理由は対等ではないから。鑑賞中違和感が終始拭えなかった。
動物(擬人化)とロボットにしているのが妙でずるい。人とロボットならば分かりやすく人間さまの映画。買い換えれば新しいパートナーが
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どうすればよかったか?(2024年製作の映画)

4.0

お姉ちゃんのファニーな部分(素材)を多く使っているのが良かったです。小さい頃から写真のポーズが多彩!

ドリーム・シナリオ(2023年製作の映画)

3.8

後頭部(ニコラスケイジ)が夢に出てきそうだ。それ程までに後頭部界のレジェンド。

夢の中でただ歩いているポールが面白く、悪夢になってからは、物足りなくもあったけれど、これぞ夢オチ!でした。

仁義(1970年製作の映画)

4.0

原題は「Le Cercle Rouge(The Red Circle)。東洋思想に造詣が深い監督。
「ご縁」を「仁義」と訳した時代があった邦題の面白みを感じる。

少し前の時代の「男」のカッコいいと「
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暗殺者のメロディ(1972年製作の映画)

4.0

トロツキーを暗殺する青年のお話。
アロンドロンは陽がよく似合う。

原稿料が振り込まれて喜んでいるトロツキー爺に親しみを感じる。 

本題とは逸れるが、実際の闘牛の映像が強烈で、昨今ヨーロッパで話題に
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太陽がいっぱい(1960年製作の映画)

3.9

太陽に愛された男アラン・ドロンの出世作。

端正極まりないルックスなのは承知だが背中に寂しさを宿しており、当時のギャル達の胸を鷲掴みにし、空高く飛ばせたのも頷ける。

それにしても地中海の光は多幸感(
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太陽はひとりぼっち(1962年製作の映画)

4.5

恋愛に冷めたヴィットリアは経済社会の象徴である株式市場も冷めた目で「株もただの紙切れ」と。全ては虚構だと言わんばかりに。社会にうまく溶け込んで見えるピエロもまた最後には冷めた目で書類を見ている。「お前>>続きを読む

動物界(2023年製作の映画)

4.1

科学添加物の代名詞ポテトチップスを父親に咎められながらもボリボリ食べる息子。それは父親への反抗を表す。
「医者は信用出来ない」「安いサラミは食べるな」タバコは吸う。人間の身体を作る食に関わる仕事に就く
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十一人の賊軍(2024年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

賊人の歯が綺麗だこと。
芸能人は歯が命!なのは分かるけれど。。

ラスト以外は無意味な戦いであり、感情移入出来ないくせに長い。

「首」を意識しまくりの展開。

殺陣は見応えあるけど。

Cloud クラウド(2024年製作の映画)

3.8

ヤローが集まりドンパチを繰り広げる映画を久しぶりに見た。
人物設定を描かないからこそ想像が膨らむ。

ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ(2024年製作の映画)

4.0

不評のミュージカルも2人だけの世界だからあの表現で良いと思う。兎に角ガガ!
ジョーカーは街のシンボル皆が作り出した表層意識の具現化。共感が無ければアイドル化もしない。