●あらすじ
真冬の夜。黒人のグラハムとラテン系のリタが乗った車がアジア人に追突される。2人は刑事で、呼び出された事故現場に着いた矢先の出来事であった。
リタが警察をはさみアジア人と揉めている傍ら、グラハムは事故現場へと足を歩ませる。そこには遺体がありグラハムはある事に気づく。そして舞台は昨日へ...
●感想
複雑な心理状況の中で感情を言葉にできないシーンが強く印象に残る。
次の展開が予想しにくく、集中できた。
多岐にわたる人種のそれぞれの物語は、同じ人間であろうと肌の色が違うだけで、いかに難しいか考えらせられる。
差別反対派の人間でも、疑心暗鬼が根底にあり、間違った行いをしてしまう事は悲しい事だ。
クラッシュした車の救助、透明マント、冬の夜の車のシーンは印象に残る。
人と人のクラッシュは余りにも深い。
良作
