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ダイ・ハード4.0のtomのレビュー・感想・評価

ダイ・ハード4.0(2007年製作の映画)
3.5
アクションがこれまでのシリーズ中いちばんド派手ですね.
CGをガンガン使う,まさにハリウッドな一作です.

独立記念日にテロと戦うという設定からは,アメリカの対テロという,本シリーズの源流を感じました.
また,守るものを背に戦うというストーリーからは,主人公の加齢など,時の流れが感じられます.

さて,本作ではアクションがとにかく派手です.
銃撃戦はこれまでどおり当然として,爆発,クルマ,道路,ヘリなどです.
調べてみると,シリーズ中で制作費が一番高いので,それだけチカラを入れたということなのでしょう.

ひとたび鑑賞してみるとCGが多用されているとすぐに気づきます.
たとえば,シビアなタイミングのカーアクションやヘリでの攻防などです.
このことからは,実際に撮影するよりもCGで作り込む方がついに安くなるほど,アクションが加熱しているのだと分かりますよね.
その一方で,CGでの再現が難しいといわれる爆発や炎のシーンも数多く残っているため,アナログの火薬技術者もまだまだ制作に携わっているとボクは思いました.

などなど,本作はチカラを結集して作ったアクション映画なんだなと思いました.
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