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父親たちの星条旗のILLminoruvskyのレビュー・感想・評価

父親たちの星条旗(2006年製作の映画)
3.2
製作・監督:クリント・イーストウッド、脚本:ウィリアム・ブロイレス・Jr、ポール・ハギス、出演: ライアン・フィリップ、ジェシー・ブラッドフォード、アダム・ビーチ、他、による、ジェームズ・ブラッドリーとロン・パワーズによるノンフィクション本『硫黄島の星条旗』(原題: Flags of Our Fathers)をポール・ハギスらが脚色し、イーストウッドが率いるマルパソ・カンパニー、スティーヴン・スピルバーグが率いるドリームワークスらが制作した「実話」映画。

太平洋戦争最大の戦闘とされる硫黄島の戦いを日米双方の視点から描いた「硫黄島プロジェクト」のアメリカ側視点の作品で、硫黄島での死闘と戦場(摺鉢山の山頂)に星条旗を打ち立てる有名な写真「硫黄島の星条旗」(Raising the Flag on Iwojima)の被写体となった兵士たちの「虚像」の「英雄」となってしまった苦悩、その後など、が描かれています。

イーストウッド作品が作り上げてきたイーストウッド流「ウェルメイド」な作品。
イーストウッドは、彼独自の「ウェルメイド」な安定な作りが魅力で様々な「英雄」をずっと描き続けているんだなと再確認。
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