いわのこ

父親たちの星条旗のいわのこのネタバレレビュー・内容・結末

父親たちの星条旗(2006年製作の映画)
4.1

このレビューはネタバレを含みます

ご飯を食べながら観るものではなかった。リアル(かどうかはわからないけど)で壮絶な全体的に「大人の事情」。戦場、フラッシュバックのかたちで回想されるのは良いやり方だと思う。三人のキャラクター、、、主人公気質、心労からの堕落、ムカつく傲慢…実話に基づいているのかもしれないけど、典型的というか、人ってもっと多面的で、こういうキャラ!って決めるべきじゃないような。本人も家族も、肩身が狭いのでは…「友達が少ない」にはああ…となってちょっと笑ってしまった。
これは、2回目に観るとまた感想が変わるかも。最初は名前を覚えられなくて、後からじわじわ理解するけど、もう一度見たらきっと、それぞれの関わりの後死に直面するのがつらくなると思う。
ここでは怖い存在な日本兵でも、『硫黄島からの手紙』を観ると両方の視点からのお互いの見え方も感じられてよい。