Takechi

父親たちの星条旗のTakechiのネタバレレビュー・内容・結末

父親たちの星条旗(2006年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

「キネマの神様」で興味を持ち、観賞しました🙌

硫黄島からの手紙が敗戦国の日本から見た戦争の描写をメインに戦争の悲惨さを伝える作品だったのに対して、こちらは戦勝国のアメリカから見た硫黄島に星条旗を掲げ、英雄として持ち上げられた人々の苦悩を描いた作品🎥🎥

戦争の描写は、仲間との友情と戦争の悲惨さを伝えてくる。
また、硫黄島に星条旗を掲げた写真に写る英雄として、戦時国債の販売のPRに使われることになるが、死んでいった仲間のことを想い、苦悩する姿や、英雄であっても、インディアンということで差別され、酒屋で酒を提供されなかったりと現代にも通じるアメリカの姿がこの映画にはある。

それにしても、イーストウッド監督は、人間の内側にあるものを描くのが上手い🙌

考えさせられる作品でした!
Takechi

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