eriiko

父親たちの星条旗のeriikoのレビュー・感想・評価

父親たちの星条旗(2006年製作の映画)
3.6
公開当時高校生だったのでよく分からなかったが、15年ぶりに鑑賞。

たまたま星条旗を掲げたことで、英雄に仕立て上げられた兵士たち。しかし実態は国債キャンペーンに利用されていた。

先住民出身のアイラがとにかく切なかった…。元から大陸に住んでいたのに関わらず、後から移住した者たちに差別された先住民たち。アメリカの兵士として戦場で戦い英雄としてチヤホヤされることに強烈に違和感を抱き、亡くなった戦友が真の英雄だと訴え続けた。戦争で人の心は壊れる。

日本人のはずなのに日本兵の士気迫る様子がまさに死を恐れぬ侍みたいで怖かった…。
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