このレビューはネタバレを含みます
素敵だった。
いつ死ぬかわからない人がだらだらと愚痴をこぼす、何気ないことで怒って泣いて傷ついて、
明日死ぬかもしれない彼女は誰よりも独りぼっちで悲しくて、誰よりも前向きだったと思う!
私はきっと死ぬかもしれないと思うと
涙が止まらなくて
1ヶ月は病むと思うので笑
死ぬまでにしたい10のことのリストは
前向きだと思った。
母親になるって強いんだと思った。
愛する夫と愛する娘たちのために、自分ではない別の母親を探して部屋に招き入れるのも見てて耐えられなかった、苦しかった。
不倫については賛否両論あるけど
誰にも言わない秘密を持っているからこそ、相手がいて良かったのだとおもう。
ただ悲しさを埋めてくれるような、時間を忘れさせてくれるような相手が、欲しかったのかもしれないと感じた。
最後の終わりは少し気になった。