静かに謎を紐解いていく映画でした。全編を通してBGMがどこか物悲しく、ラストの余韻も半端じゃありません。
真相を理解した上で再鑑賞すると、改めてプロットの巧さに感心しました。伏線が丁寧に張られていましたね。初見では全く気にしていませんでした。こういう映画だとは思っていなかったから仕方がない。
列車事故から1人だけ生還することのできた主人公、なぜ彼は無事だったのか?この設定に心引かれて観ましたが、思った以上に味わい深い映画でした。まるで状況は違いますが、自分も月曜の朝の目覚めは悲しい気持ちになります。仕事が始まるから。
不思議なカメラワーク、しつこいくらいの筋トレシーン、コミック狂信者、シャマラン監督らしいオチ、見所の多い作品です。