shinobu

アンブレイカブルのshinobuのレビュー・感想・評価

アンブレイカブル(2000年製作の映画)
3.0
サミュエル叔父貴は本当に最高だなぁ。ミスターガラスの存在感が何よりだ。
ミスター・ガラスはコミックブック専門の画商をしている。

原画か何かを買いに来たお客様を接客するミスターガラス。

「いやー、さすがお客様。これを買うなんてお目が高い。」
「ああ、子供にプレゼントしようと思って。」

…急に顔が曇るミスターガラス。

「帰れ。」「え?」

この後、お客様にコミックがいかに素晴らしい芸術かを力説するシーンが続く。

このシーンで大満足なんだけど、これ、どう考えてもシャマランの本音だろう。

冒頭にアメリカでコミックがどれだけ読まれているかっていう、意味不明なテロップが表示されるんだけど、ここで「はは〜ん。」となる。

Do You Believe In Magic ?とラヴィン・スプーンフルは歌った。

それから20年以上の時が流れ、魔法を信じ続けるかい?と中村一義は歌った。

シャマランはBelieverだ。

シャマランの映画は何かを信じている人の話ではなくて、何かを信じている作家が作っているお話だ。

それはちょっと照れ臭いのでバカにされたり、ピュア過ぎてパクったりするのだろう。(なっち的な)(あ、昔の話を掘り返してなっちゴメン)

サミュエルとシャマランとなっちの事しか書いてないや。
ネタバレはコメント欄に書きます。本質に特派員が迫るのでネタバレOKの人は読んで下さい!
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