藍

アンブレイカブルの藍のネタバレレビュー・内容・結末

アンブレイカブル(2000年製作の映画)
3.3

このレビューはネタバレを含みます

シャマラン監督という感じの、影を落とす内容とラストでしたね。

やれば出来る事も今までしてこなかった主人公が、意識して行動に移す事でより明確に自身の能力に気付いていくくだりをもっとアクティブに描いてもいいのに、敢えてじわじわと表現していく感じ。嫌いじゃないです。若干中だるみにも感じますが。
ベンチプレスからのサイコメトリー能力が上がっていくところも、地味に生きてきた年配男性が主人公だとこんなものなのでしょうか。
アメリカンコミックスのヒーローを現実世界で表現したら、これがリアルな描写なのかなと。

個人的にダイ・ハード3のコンビが帰ってきた!とそういう目線で見ていたので、
「頭はお前、体は俺だ」的なコンビ結成で終わるかと思いきや、最後に深い影を落としていきましたね…

主人公は誰にも称賛される事のない道を選んだのが「必殺仕事人みたいだな…」とか思いました。
Mr.ガラスは主人公を見つけられただけで満足なのでしょうね。「彼を見つける」という使命を果たして後悔はないのかな。
続編観たいですね。ブルース・ウィルス主演作は駄作も多いので、期待せずにそのうち鑑賞します。
藍