国立映画アーカイブ開館初日にて
江利チエミさんの映画は初めて観た気がします
ひたすらキュートなのに、ハスキーダイナイマイトボイスで、今観てもとても魅力的な人でした
共演の裕次郎さんもまだまだ可愛らしく、尚且つスタイルも抜群で、当時の若い人達のあこがれだったのがよく分かりますね、改めて観ると
昭和のこれから物質的に豊かになって行こうって時代の映画は作風も朗らかに明るくて好きです。これもそんな映画だと思います
最初の大島の自然豊かな島の風景の中からラストのレビューまで、江利さん演ずるみどりの活躍を観てて本当に楽しく優しい気持ちになれます
ラストの大団ニコニコしてしまいます
セットの色使いもとても鮮やかで素敵です。こんな映画がつい最近まで白黒でしか観れなかったなんて。旧フィルムセンターの皆様の復元へのご尽力は本当に有難い事です
しかし『ジャズ娘誕生』って名前のレビューを観に来て、一曲目が「大島あんこ節」でも怒らない、丸の内劇場のお客さんは素晴らしいなぁ笑
