このレビューはネタバレを含みます
ヒース・レジャー氏のハリウッド初主演映画ということで視聴。
中世ヨーロッパを舞台にした歴史映画というジャンルではあるが、現代ロックミュージックをBGMに使用しているなど、既存の歴史映画と比較すると一風変わった作品。
気になってはいるけれど、『歴史』というワードに引っかかっている方はご安心を。とっつきやすいです。
貴族のみが参加できる馬上槍の試合に、急死した主人の影武者として出場する青年の物語。
ヒース氏の物憂げな目と、少年のような笑顔のギャップが良い。
単純だけれど、その分わかりやすい。ベタな展開はなにも考えずに観れるので好きです。
悪役のルーファス・シーウェルも良い。やってることは非常に小物くさいのだが、役者がいいので大物にみえる。
ただ残念なのが邦題のセンス。
冒頭に流れるクイーンの名曲からとったのだろうが、安直すぎじゃないですか?