Takuma

ポケットいっぱいの涙のTakumaのレビュー・感想・評価

ポケットいっぱいの涙(1993年製作の映画)
3.1
内容がかなりヘビィ。
舞台となるアフリカ系アメリカ人コミュニティは暴力とヤクが渦巻く無法地帯
主人公たちの生い立ちや環境が犯罪、死の危険と隣り合わせの世界なので、序盤からの殺人事件も予期せずいともかんたんに繰り広げられるような凄惨さを呈している。
まるで中学時代のいじめっ子達を彷彿とさせるような仲間内での会話やノリ、特有の繋がり方には
多少の拒否反応はありましたが(このせいで登場人物の誰一人好きになれなかった)
新たなスタートを目前に控えた悲劇ともいえるラスト含め、観た後も暫く心を占拠する作品
人種差別以外にも、人道に反するギャング的放蕩生活を続ける事による手痛いしっぺ返しがテーマにあります。
邦題がんばれ
Takuma

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