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ミスティック・リバーのnozomiのレビュー・感想・評価

ミスティック・リバー(2003年製作の映画)
3.5
究極の鬱映画。
3人の運命があの日に分断され、弱者は弱者なまま何も救われなかったのが辛すぎる。最初からデイヴを疑わざるを得ない状況を観る側に与えてくるイーストウッドの戦法、本当に地獄で流石だった。
ショーンが嫁と電話つながってエンドロールにしてくれれば上質な鬱映画で高得点叩き出してたけど、最後にジミーが謎の理論かます嫁といちゃついた挙句、ショーンがジミーにしょうもない銃のジェスチャーしてエンドロールが流れたので急激に萎えた。あのラスト10分を削ってくれれば文句なしだった。
とはいえ、ショーンペンとティムロビンスの演技は本当に凄い。
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