ミスティック・リバーの作品情報・感想・評価

ミスティック・リバー2003年製作の映画)

MYSTIC RIVER

製作国:

上映時間:138分

3.7

「ミスティック・リバー」に投稿された感想・評価

りょ

りょの感想・評価

-

このレビューはネタバレを含みます


あの時車に乗ったのが自分だったら と思うジミーと

あの時みんな車に乗っていたら と思うショーン

デイブはどう思ってたんだろうて思ったけど、誰も車に乗っていなかったらって絶対思う気がする


コメンタリーで「デイブはこの映画で100も嘘をつくけど、唯一喋った本当のことがさらわれた時に言った自分の住んでる家」て言ってて、悲しすぎる話だと思った
本当のことを言って悲劇に見舞われたデイブが、自分を守るために嘘を覚えたけどそれが身の破滅に導くとか😭


序盤に凶器のホッケースティックが出てくるのみると愕然とするーー
お父さんもまさか娘を殴った凶器が店に入ってくるとは思わないよね

誘拐をきっかけにした3人の友情の変化もだけど、
ジミーの殺したレイの同じ名前の息子がジミーの娘を殺したというのがそこに直接的なつながりがなくても因果みたいなの感じる

ジミーの妻の強かさが最後に光った
これくらい強かすぎるくらいの方がデイブの妻の悲しさが際立ってよい



126
3人の物語でもあるところに深みがある
最初の誘拐シーンが特に印象的
あそこで映画が作れるレベル
lipgroup

lipgroupの感想・評価

3.6
全編にわたり暗い映画。役者は良いけど、わざわざ人にすすめないかな
yoyo

yoyoの感想・評価

3.9
重い話だった
忘れられない子供の頃のトラウマを抱えた幼馴染3人の話だった🌚

このレビューはネタバレを含みます

なんとも後味の悪い映画だった……
デイヴがひたすら可哀想だったんだけどぉ…。観た直後ただそればっかり感じてよくわからなかったから、感想や考察サイトを周って深い表現やテーマに感心してようやく面白みがわかった

大きな川の流れのように3人の人生を見立てたり罪をそこに流したり、様々な表現で使われてるんだね
それにしたってデイヴ可哀想の印象が強すぎてなあ、、人間の人生ってそういうものだし人間の罪ってああいう風に流されるものもあるんだっていう空しさ

役職刑事っていう立場なのと、顔や声(吹替)が良かったっていうのでショーン寄りで観てたから、彼が最後仲違いしてた奥さんとよりを戻してハッピーになったのは嬉しかった。でもショーンはジミーがデイヴを殺したっていうこと察してたよね?でもきっとそれは知っててショーンは見逃すんだろうなっていう感じだった。刑事なのに。殺してはいないけどショーンはジミーと共犯関係みたいになったよね。子供のときに、デイヴが連れ去られていくのをただ黙って見送ったときと同じだ。ショーンはジミーと同じであの過去にもやもやとした引け目と罪悪感みたいなものがあるからジミーのやった気持ちもわかるし、川にデイヴを流すときにあの過去とか、もっといろんなものを一緒に流して貰ったみたいな、そんな感覚になった。そして本人たちの中で心のどこかにしまったままただ生きてくんだ
はあ、デイヴ可哀想だ、、、

ていうかデイヴの中の人がショーシャンクのアンディと同じだなんて信じられない!!びっくりした!! まったく役柄違うよな、、、はー役者って凄い
PHI

PHIの感想・評価

3.7
始まりとラスト、十字架が印象的な映画だった。
神さまは悪を許したりさばいたりしない、信心深い犯罪者なんて言い訳の絶えない子供のように滑稽だ

終わりなんてないよっていう感じの終わり方が生々しいなー
自分の正しさを信じて疑わないでいる人はある意味で恐ろしいと思うのだけれど、十字架を背負っていく彼らは、自身の正しさを疑うのをやめはしないだろう。彼の背中に彫られた十字架の刺青がそう教えてくれている。そういえば、彼を誘拐した人物も十字架を身につけていた。だから、物事を単純に善悪に切り分ける映画ではない。
すだ

すだの感想・評価

4.3
幼少期のトラウマってほんとどうにかならないのかな
最近見てる映画の原因全部そんな感じ

強い者が生き残る
みんと

みんとの感想・評価

3.9
友人という最小のコミュニティの中で確かに人間関係は成立していた。
11歳で事件に遭遇した時から抗えない三人の運命はよもや決まってしまっていたかのようにさえ思える。

幼少期に出逢った三人と言うと、あちらは実話だが、ついつい「15時17分、パリ行き」と比較してしまう。

プラスに共鳴し合えるか、反対にマイナスに向かうかで結末の差は大きく変わってしまう。それを思うとあの事件はあまりにも大き過ぎた。

深いトラウマを抱えたデイヴを救えなかった二人、ラストでショーンがジミーに人差し指を向けるシーンにはおぞましさと恐怖すら覚えた。

心根が優しく気弱なデイヴ、その人生の不条理を思うとやり切れない、

イーストウッド作品の余韻の深さと影の使い方の素晴らしさを今回もこれでもかと感じるものだった。
twilight

twilightの感想・評価

4.8
大好きなミステリーのひとつであり、
クリント・イーストウッド監督作品では個人的に一番のオススメ。
〝人間〟がとてもよく描かれています。

幼馴染の男の子3人がある事件をきっかけに疎遠になり、25年後に新たな事件で再会するのですが…。

年齢も性別も育った町も同じ3人の人生がこんなにも違うなんて。
三人の立場も善・悪・中立と分かれているように感じました。
善の者は、善故に不幸な目に遭い続ける…
悪の者は因果応報…
中立の者は干渉せずに見守るのみ…

「もしあの日、3人で車に乗っていたら」
今でも仲のいい三人のままだったんだろうな、と思うと本当に切ない。
ラストのそれぞれの描写が全てを物語っていました。

〝ミスティック・リバー(原題)〟と言うタイトルも深い。
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