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レ・ミゼラブルのshuuuheiのレビュー・感想・評価

レ・ミゼラブル(1998年製作の映画)
3.6
性善説に基づく、人は変われる!

かなりの名作でしたが、小説を読んだことも映画を見たこともありませんでした。
洋書も買ったのですが、積読のまま。

内容はよかったです。
途中から終わり方が気になる展開でした。
ただ、犯罪を犯した人に対する考え方は相当厳しいものだなと思いました。
現代もあれほどではないけど、厳しい状況はあるでしょう。
だから、最初の神父さんのお慈悲は素晴らしい。
本当の気持ちを、甘えではなく、気持ちを与えてあげなければ、本気でやり直したい人もどうにもなりません。
一人では寂しくて弱いですから。

疑う気持ちは分かりますが、もう少し社会や世の中が温かい目を。
1人が救われれば、波及してまたたくさんの人が救われるはずです。
それを体現してくれている映画かなと思います。

ネタバレかもしれないけど、最後は警官を助けて欲しかった(泣)
それこそ慈悲だと思うから。
憎み合ってはいけません。
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