おりょう

海底王キートンのおりょうのレビュー・感想・評価

海底王キートン(1924年製作の映画)
3.8

シネマ ジャック&ベティにて
柳下美恵さんによる即興演奏
さらに、喜劇研究会・新野敏也さんによる解説付き
という、なんとも豪華な環境で鑑賞出来たこと、幸せこの上ない。続くお茶会に参加出来なかったことが心残り。

映画自体はとっても面白かった。最初から最後まで笑いのポイントが散りばめられていて、どれもスベり知らず。
自宅、甲板、キッチン、海、どこを取っても印象に残るおもしろシーンが蘇る。
いいとこのお坊ちゃん・お嬢ちゃんを皮肉ってる感じもなんか「ふふっ」とくる。

(現代からすると)粗雑な画質とフィルム撮影によるカクカク感が、逆に面白味を加えてる。今、同じようなものを作ろうと思っても逆に難しいのだろうなと。
でも、現代チックに作るとしたらどんな風になるのだろうと夢想してみたり…。