TakayukiMonji

プラウダ(真実)のTakayukiMonjiのレビュー・感想・評価

プラウダ(真実)(1969年製作の映画)
3.2
ゴダールマラソン。
ジガ・ヴェルドフ集団期の政治思想作品が続く。
「ブリティッシュサウンズ」のあとは、”プラハの春”以降のチェコに赴いたゴダールが旅行で記録した映像を繋ぎ合わせたようなプロパガンダ映画。
チェコの民主化の動きにロシア軍事介入してきた当時の状況を、マルクス主義の異端としての”修正主義”だと断罪する語りが延々と続く。全4部構成で、4部にはまたもや毛沢東主義が取り上げられ、生産のための闘争、階級闘争、科学的実験のことが語られる。
映像作品としてみても、観光記録みたいなノリ。映画というよりは、政治ドキュメンタリービデオ。
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