スギノイチ

薔薇の標的のスギノイチのレビュー・感想・評価

薔薇の標的(1972年製作の映画)
3.0
ハードボイルドという概念をモミアゲによって表現する加山雄三には誰もが度肝抜かれるだろう。
ネオナチ"第四帝国"を統べる岡田英次に拾われ、一流の殺し屋として育てられ、やがて対決に至る。
和製『メカニック』といえなくもないが、メソメソしているあたりはいかにも日本映画か。

西村潔らしく相変わらず珍妙な映画だが、向かってくる車を撃って横転させる場面や、川辺でのトビー・門口殺しの撮影が素晴らしい。
半裸ネオナチ軍団の中にイデ隊員を発見。
スギノイチ

スギノイチ