1965年公開の西部劇映画。ジョン・ウェインが肺ガンから復帰後、初の主演作。しかもディーン・マーティンやジョージ・ケネディ、更にデニス・ホッパーも出演しているという、意外と(失礼?)豪華な俳優陣。
…なんですが、うーんちょっと微妙な作品です。序盤の、題名でもあるエルダー兄弟達のほのぼのしたやり取りは和ませるものがあって興味深いんですが、後半が盛り上がりにかけるんですよね。主役であるジョン・ウェインが強いのはわかるんですが、悪役達があっさり退場しちゃうのがもったいない気がします。正統派西部劇でしかもジョン・ウェインなので安心して見れるんですが、他に面白いものがあるし…といったところでこんな点数です。なんだろう、優等生系で癖の無い、ちょっとしたジャパニーズウィスキーみたいな感じ?