長靴を吐いたネコ

キリング・ゾーイの長靴を吐いたネコのネタバレレビュー・内容・結末

キリング・ゾーイ(1993年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

※ネタバレ全く自重していませんので、今後観る予定のある方は読まないことをお薦めします。
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【キリング・ゾーイ/破滅への銃弾】 (Theatre)
1993年
総合評価 3.5 → ☆3.5

「シナリオ」 (1.0) … 3 → 3
「演出全般」 (1.2) … 4 → 4.8
「心理効果」 (1.5) … 4 → 6
「視覚効果」 (1.1) … 3 → 3.3
「音響効果」 (0.9) … 3 → 2.7
「教養/啓発」 (0.8) … 3 → 2.4
「俳優/声優」 (0.7) … 4 → 2.8
「独創性」 (0.8) … 4 → 3.2
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【ストーリー】
アメリカ人のゼッドはある日、パリを訪れた。パリに着いたその晩、ゼッドはゾーイというコールガールを買うが、彼女は昼は銀行員、夜は娼婦として働く2つの顔を持つ女だった。
ゼッドがゾーイとセックスした後、ゼッドの元を友人のエリックが訪ねて来る。実はゼッドは凄腕の金庫破りで、エリックは仲間達と共に計画していた大銀行襲撃計画にゼッドを誘った。翌日、ゼッドとエリックを含む7人の男たちは、パリの銀行を襲うが、人質のなかに昨夜セックスした女のゾーイが含まれていた。(コピペ)


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【魅力】
・シニカルな笑い
・期待通りの展開だけどエキサイティング
・俳優

【不満】
・特になし

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【少し突っ込んだ感想】
リバイバル上映です。
上記のストーリー解説は正しいけど、この映画の50%ぐらいしか説明していないと思います。残りの50%はひたすらドラッグです。決行前日に穴だらけの銀行強盗計画で打合せした後は、ヘロインパーティーで全員ラリッてました。てか強盗してる最中すらラリッってました。
そういう人達が銀行強盗をしたらどうなるか?という意味で非常に面白いです。オーシャンズ11とかの逆バージョンと言えるかもしれません。
尚、主人公はクールでマトモで優秀な人で、他の仲間が全員崩壊してるだけに、そのコントラストは絶妙だと思いました。

私は終始笑っていた気がしますが、なんていうか、コメディ的な笑いではなく、シニカルな笑いだったと思います。


【蛇足】
タランティーノは名前だけ絡んでるみたいですが、大きく分ければこの映画は思いっきりタランティーノのカテゴリーに入る気がしますので、ぶっちゃけ観客からしたらどっちでもいいかも(^^;;

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